どーも、いちかです。
「自宅で筋トレを始めたいけれど、何を揃えればいいかわからない」
「安い器具でも十分?それとも最初から良いものを買った方がいい?」
ホームジムを作ろうとすると、こうした疑問が出てくると思います。
私自身、2017年に可変式ダンベルとトレーニングベンチを購入し、約9年間使用してきました。
当時は価格も意識して器具を選びましたが、長年使ってきたからこそ、購入時には気づかなかったメリットや不満点も見えてきました。
この記事では、実際の使用経験をもとに、ホームジムに必要な器具と後悔しない選び方を解説します。
ホームジムに必要な器具は基本の3つ+床保護マット
私がホームジムを作るなら、基本となるのは次の3つです。
| 器具 | 主な役割 |
|---|---|
| 可変式ダンベル | 全身のさまざまな種目に対応 |
| トレーニングベンチ | 胸・肩・背中などの種目を充実させる |
| チンニングスタンド | 懸垂・ディップス・腹筋運動などに対応 |
さらに、床の傷やへこみを防ぐためのトレーニングマットも用意したいところです。
この3つの器具があれば、上半身を中心に、脚も含めた幅広いトレーニングが可能になります。
特に私は、本格的にホームジムを作るならチンニングスタンドも欠かせないと考えています。ダンベルだけでは取り入れにくい懸垂やディップスができるためです。
もちろん、すべてを最初から揃える必要はありません。
予算が限られているなら、まずはダンベルから始め、必要に応じてベンチやチンニングスタンドを追加してもよいでしょう。
ただし、購入時には現在の筋力だけでなく、将来も使い続けられる器具かどうかを考えることが大切です。
① 可変式ダンベル|最大重量と操作性を重視
ホームジムで最も優先したいのが可変式ダンベルです。
可変式ダンベルとは、1組で複数の重量に変更できるダンベルのことです。
ダンベルがあれば、胸・背中・肩・腕・脚など、さまざまな部位を鍛えられます。
重量の異なるダンベルを何組も揃える必要がないため、省スペースでトレーニングしたい人にも向いています。
私が2017年に40kgの可変式ダンベルを選んだ理由
私が購入したのは、Bowflexタイプの廉価版可変式ダンベルです。
最大40kgまで対応するモデルで、2017年当時の購入価格は2個セット35,800円でした。
実は、当時からFLEXBELL(フレックスベル)の存在は知っていました。
グリップを回すだけで重量変更できる仕組みは魅力的でしたが、私が比較していたモデルは最大32kgで、記憶では4kg刻みでした。
私にとって40kgまで扱えることは必要条件だったため、FLEXBELLの購入は見送りました。
価格が比較的安かったことも理由の一つですが、最大重量と重量調整幅が自分の条件に合っていたことが大きな決め手です。
約9年間使ってわかったメリットと不満点

写真キャプション:2017年に購入したBowflexタイプの可変式ダンベル。約9年間故障なく使用しています。
購入したダンベルは約9年間故障することなく、現在も使用しています。
価格を考えれば、十分に満足できる買い物でした。
ただし、一つ不満があります。
それは、ダンベル本体の横幅が大きいことです。
Bowflexタイプは軽い重量に設定しても本体が比較的長いため、種目によっては扱いにくく感じます。
現在はスポーツジムを中心に利用しているため、自宅でたまに使う程度なら大きな問題はありません。
しかし、毎日のように自宅でトレーニングするなら、もう少しコンパクトで重量変更が簡単な製品を選びたいところです。
今から購入するならFLEXBELL系が有力
私が今から購入するなら、FLEXBELL系の可変式ダンベルが第一候補です。
友人が所有するFLEXBELLを何度か使用したことがありますが、重量変更の手軽さと本体のコンパクトさが魅力的でした。
現在は最大40kg・2kg刻みのFLEXBELL Sシリーズも販売されています。
また、最大41.5kg・1.5kg刻みのPROVERBELL(プロバーベル)も気になる製品です。
PROVERBELLは未使用なので操作性や耐久性は評価できませんが、重量調整幅や価格を比較するうえでは有力な候補になると思います。
ただし、すべての人に40kgクラスが必要なわけではありません。
自宅では軽い補助種目だけを行うなら、20kgや24kgのモデルでも十分な場合があります。
一方、本格的に筋肥大を目指すのであれば、将来の筋力向上も考えて最大重量に余裕のあるモデルを選ぶ価値があります。
一般的な可変式ダンベルは最大重量を簡単に増やせないため、重量が足りなくなった場合に買い直しが必要になることもあるからです。
最初の購入価格だけでなく、長期間使えるかどうかも含めて考えることをおすすめします。
② トレーニングベンチ|耐荷重と安定性が重要
ダンベルの次に揃えたいのがトレーニングベンチです。
ベンチがあれば、ダンベルプレスやダンベルフライ、シーテッドショルダープレスなど、トレーニングの選択肢が大きく広がります。
私がおすすめするのは、背もたれの角度を変更できるインクラインベンチです。
フラットとインクラインの両方に対応できるため、1台でさまざまな種目を行えます。
私が使用しているベンチと不満点


写真キャプション:2017年に購入したPure Riseの可変式ベンチ。現在も使用しています。
私が2017年に購入したのは、Pure Riseのフラットインクラインベンチです。
当時の購入価格は14,800円で、耐荷重は150kgでした。
こちらも約9年間故障することなく、現在も使用しています。
ただし、今から購入するなら耐荷重にはもう少し余裕が欲しいと感じています。
私の場合、体重と使用するダンベルの重量を考えると、耐荷重150kgでは余裕がありません。
これまで故障は起きていませんが、それだけで安全性が保証されるわけではありません。
特に高重量のダンベルを扱う予定がある人は、耐荷重と安定性を重視した方がよいでしょう。
なお、耐荷重の表示条件は製品によって異なります。単純に体重とダンベルの重量を足すだけでなく、メーカーの説明や使用条件を確認することが重要です。
ベンチ選びではここも確認したい
耐荷重以外にも、次の点を確認したいところです。
- 背もたれの角度を十分に調整できるか
- 角度調整部分が確実に固定されるか
- シートの高さや幅が自分の体格に合っているか
- 使用中にぐらつかず、安定しているか
ベンチは身体を預けて重量を扱う器具です。
そのため、価格だけで判断せず、安全性と使いやすさの両方を考えて選ぶことをおすすめします。
③ チンニングスタンド|ホームジムにぜひ導入したい器具
私がホームジムに欠かせないと考えているのが、チンニングスタンドです。
チンニングスタンドがあれば、ダンベルだけでは取り入れにくい懸垂ができるようになります。
また、製品によってはディップスやレッグレイズにも対応しています。
懸垂では主に背中の筋肉を、ディップスでは大胸筋や上腕三頭筋を鍛えられます。
さらにレッグレイズにも対応していれば、腹筋のトレーニングにも活用できます。
1台で複数の部位を鍛えられるため、ホームジムでは非常に便利な器具です。
ただし、私自身が長年使ってきた経験から、購入時には注意してほしい点があります。
安定性は最優先。特に初心者ほど重要

写真キャプション:私が使用しているチンニングスタンド。現在なら、より安定性の高い製品を選びたいと考えています。
*背景は加工しております。
私が使用しているチンニングスタンドは、反動を抑えて懸垂ができる人なら、通常の使用で大きな不便を感じにくいと思います。
しかし、まだ懸垂ができない初心者には、あまりおすすめできません。
理由は安定性です。
懸垂に慣れていない段階では、身体が前後に揺れたり、脚を動かして補助しようとしたりすることがあります。
私のスタンドは安定性に余裕がないため、そうした動きが加わると不安を感じます。
そのため、懸垂ができない人ほど、安定したスタンドを選んでほしいと思います。
もちろん、安定性は初心者だけに必要なものではありません。加重懸垂を行う場合にも十分な強度と安定性が求められます。
購入時には耐荷重だけでなく、土台の広さやフレームの剛性、使用中のぐらつきにも注目しましょう。
なお、懸垂ができない場合は、反動を使って無理に身体を持ち上げるのではなく、足場を使った補助など、安全に練習できる方法を選ぶことが大切です。
ディップスバーは握りやすさも重要

写真キャプション:使用中のディップスバー。持ち手が細く、体重をかけると手が痛くなる点が不満です。
もう一つ、実際に使用していて不満を感じるのがディップスバーです。
私が使用しているスタンドは持ち手が細く、ディップスをするとグローブしていても手が痛くなってしまいます。
そのため、現在はバーにタオルを巻いて使用しています。
ただし、タオルがずれたり滑ったりする可能性もあるため、積極的におすすめする方法ではありません。
今から購入するなら、最初から握り心地のよいディップスバーを備えた製品を選びたいところです。
適度な太さがあるものや、滑りにくいクッション素材などが使われたものが好ましいと思います。
ただし、太すぎるバーや柔らかすぎるクッションが必ずしも使いやすいとは限りません。
大切なのは、体重をかけても手が痛くなりにくく、滑らず安定して身体を支えられることです。
懸垂のグリップは3種類程度あると便利
チンニングスタンドを選ぶなら、グリップの種類にも注目したいところです。
私としては、次の3種類に対応できるものが理想です。
- ワイドグリップ: 手幅を広く取った順手の懸垂
- ナロー・アンダーグリップ: 手幅を狭めた逆手の懸垂
- パラレルグリップ: 手のひらを向かい合わせにした懸垂
握り方を変えることで、トレーニングに変化をつけやすくなります。
また、肩や肘、手首の動かしやすさには個人差があるため、自分に合った握り方を選べるのもメリットです。
グリップの種類が多いほど筋肥大効果が高くなるわけではありませんが、長く使う器具だからこそ、選択肢があると便利だと思います。
レッグレイズにも対応していればさらに便利
可能であれば、レッグレイズにも対応しているスタンドをおすすめします。
懸垂バーにぶら下がって行うハンギングレッグレイズもありますが、肘をパッドに置いて身体を支えられるタイプなら、握力への負担を抑えながら腹筋を鍛えられます。
特に腹筋を狙ってトレーニングしたい人には便利な機能です。
肘パッドや背もたれがあり、身体を安定させて行える構造なら、さらに使いやすいでしょう。
私が今から選ぶなら重視する4つの条件
長年使用してきた経験から、私が今から購入するなら以下の条件を重視します。
- ぐらつきが少なく、安定性が高い
- ディップスバーが適度な太さで握りやすい
- 懸垂のグリップが3種類程度ある
- できれば肘パッド付きのレッグレイズにも対応している
特に安定性には妥協したくありません。
チンニングスタンドも長期間使う器具だからこそ、多少価格が高くなっても使いやすいものを選ぶ価値があると思います。
④ 床保護マット|厚さ20mmを一つの目安に
ホームジムでは、床の保護も忘れてはいけません。
重量のあるダンベルやベンチを直接フローリングに置くと、床に傷やへこみが生じる可能性があります。
私はホームジムで使用するなら、厚さ20mm(2cm)程度を一つの目安として床保護用マットを検討したいと考えています。
ただし、マットは厚ければ厚いほどよいというわけではありません。
素材や硬さ、床の構造、器具の重量によって必要な対策は変わります。
例えば、柔らかすぎるマットでは器具の脚が沈み込み、かえって安定性が損なわれる場合もあります。
特に高重量のダンベルを落下させるような使い方では、20mmのマットだけで床を保護できるとは限りません。
また、集合住宅では床の保護だけでなく、振動や騒音への配慮も必要です。
使用環境に応じて、適切な床保護対策を考えましょう。
ホームジムは安い器具から始めても大丈夫?
ここまで紹介してきましたが、必ずしも最初から高価な器具を揃える必要はありません。
実際、私が2017年に購入したダンベルとベンチは、合計50,600円でした。
| 器具 | 2017年当時の購入価格 |
|---|---|
| 40kg可変式ダンベル(2個セット) | 35,800円 |
| Pure Rise フラットインクラインベンチ | 14,800円 |
| 合計 | 50,600円 |
※チンニングスタンドや床保護マットなどの費用は含みません。
どちらも約9年間故障することなく使用できています。
この経験から、安価な器具でも長期間使用できる場合があると実感しています。
一方で、今から同じ器具を購入するかと聞かれれば、もう少し予算を増やしたいと思う部分もあります。
特にダンベルは、毎日のように使うなら重量変更のしやすさや本体のコンパクトさを重視したいところです。
また、ベンチの耐荷重やチンニングスタンドの安定性など、安全性に関わる部分では価格だけを優先したくありません。
ホームジムの器具は、一度購入すると長期間使うことになります。
購入時の価格だけでなく、将来の筋力向上や使用頻度、買い直しの可能性まで考えることが大切だと思います。
ホームジムだけで十分に筋肥大できる?
ダンベル・ベンチ・チンニングスタンドがあれば、上半身を中心に幅広いトレーニングが可能です。
工夫次第で脚のトレーニングも行えます。
ただし、これだけですべての種目を十分に代替できるわけではありません。
例えば、高重量のスクワットやレッグプレス、特定のマシンを使ったトレーニングなどは、一般的なホームジムでは再現しにくい場合があります。
筋肥大に必ずしも多くのマシンが必要というわけではありませんが、トレーニング経験が増えるほど、器具の選択肢が多いことにメリットを感じる場面もあるでしょう。
私自身、現在はスポーツジムを中心にトレーニングしながら、自宅の器具も必要に応じて利用しています。
ホームジムかスポーツジムか、どちらか一方に決める必要はありません。
生活スタイルや目標に合わせて使い分けるのも、合理的な選択だと思います。
まとめ|ホームジムの器具は長く使うことを考えて選ぼう
ホームジムを作るなら、まずは可変式ダンベル・トレーニングベンチ・チンニングスタンドを中心に考え、床保護マットも用意することをおすすめします。
私が2017年に購入したダンベルとベンチは、約9年間故障することなく現在も使用できています。
当時40kgまで対応するダンベルを選んだのは、将来的にも使い続けられる重量が欲しかったからです。
その判断は、結果的によかったと思っています。
一方で、長年使用してきたからこそ、ダンベルの扱いやすさやベンチの耐荷重、チンニングスタンドの安定性など、購入前には気づきにくかった部分も見えてきました。
安い器具を購入することが、必ずしも最もコストパフォーマンスのよい選択になるとは限りません。
最初の購入費用だけでなく、将来の筋力向上や使用頻度、買い直しの可能性まで考えて選ぶことが大切です。
ホームジムは一度に完成させる必要はありません。
自分に必要な器具から揃え、長く使えるトレーニング環境を少しずつ作っていきましょう。
参考資料
※製品仕様は2026年10月時点の確認情報です。購入前に最新の仕様をご確認ください。